裏側矯正STb (Scuzzo.Takemoto.bracket) は、light force(弱い力)、Low Friction(少ない摩擦)、そして、小さく薄いその装置の大きさから、従来の裏側矯正装置(kurz)と比較して「違和感」や「話しづらさ」が大きく改善されました。
裏側矯正治療をヨーロッパから世界に広め、現在も第一人者として活躍中のフランスの矯正歯科医Drフィリオンの研究資料を以下に示します。
調査の対象は、従来の裏側矯正装置(kurz)を装着し、装着後3ヶ月以内の患者 および 裏側矯正装置(STb)を装着し、装着後1ヶ月以内の患者を対象にして集計を行ったものです。
結論を端的に説明いたしますと、STbブラケットは従来の裏側矯正装置と比較して、矯正歯科治療開始後、
「短期間で違和感や話しづらさが解消される」ということになります。
この研究資料によると、例えば、STbブラケットを装着した人が装着から2週間経過した段階で「違和感が解消された」と答えた人が全体の81%を占めるのに対して、従来の裏側矯正装置(kurz)では、僅か38%しか解消されませんでした。
また、STbでは装着後3週間で全員が「違和感が無くなった」と答えているのに対して、従来の裏側矯正装置(kurz)ではまだ36%の人が違和感を感じています。
この研究資料は、次のことを示しています。
STb裏側ストレートワイヤーシステム |
装着から1週間以内に、ほぼ全員の話しづらさが無くなる |
従来の裏側矯正装置(kurz) |
装着から3ヶ月が経過しても約5人に1人の割合で話しづらさが残り、ほぼ全員が解消出来るまでは約1年を要する。 |
また、次のような アンケート調査資料もあります。(%はYesと答えた割合)
「あなたの仕事(proffecional activities)に対して、何らかの影響を与えますか?」
従来装置(Kurz)装着3ヶ月後 |
STb装置装着1ヶ月後 |
12% |
0% |
「あなたの社会活動(social activities)に対して、何らかの影響を与えますか?」
従来装置(Kurz)装着3ヶ月後 |
STb装置装着1ヶ月後 |
6% |
0% |