歯の矯正を行いたいと思った時、「どこの医院が良いのか?」は当然でてくる疑問だと思います。
まずは大きく分けて表側矯正と裏側矯正があり、どちらの矯正を行いたいかを決める必要があります。
費用や治療期間、治療中のメンテナンスの難しさなどでそれぞれ一長一短がありますので、
ご自身に合った治療法を選択されるでしょう。
そのうえで、通院可能な範囲の歯科医院を調べ、該当する治療を行っている医院をピックアップされる方が多いのではないでしょうか。
ここで何件かの医院が候補に挙がると思いますが、その中でどこを選べば良いのか。
指針の一つはドクターのプロフィールです。医院のホームページにはドクターのプロフィールが載っている事が多く、
その中に治療件数も掲載している場合があります。
この治療件数が多いドクターは、経験が豊富で様々な患者の状態を実体験で見てきているという事になります。
歯の状態は患者によって十人十色ではありますが、経験豊富なドクターから見ると、過去の経験から類似ケースを見つける事も容易で、
治療方針も立てやすいでしょう。
また、治療件数が多いという事はそのドクターの評判が良く、多くの患者が治療に訪れているという事でもあります。
歯の矯正は1年から2年、またはそれ以上の期間を必用とする治療ですが、経験の少ないドクターの元だと
試行錯誤の部分も生まれ期間が延びる可能性もあります。
このような事から治療件数の多い=経験豊富なドクターの元での治療を選択することも良いのではないでしょうか。
- 治療中に患者が気を付ける事
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治療を開始すると定期的に医院に通院する事になります。
前述の通り矯正治療は治療期間が長くなり、ドクターとの付き合いも長いものになります。
ドクターは患者が早くきれいな歯並びになるよう誠心誠意真剣に治療を行いますが、 患者の方はその長い治療期間が災いし、歯の磨き方が雑になったり、通院の予約をドタキャンするケースなども見受けられるようです。
患者側がドクターを信頼し、ドクターとのお約束や指示を全うする事で相互に信頼関係を得る事ができ、その結果、より丁寧でより親身になった治療を行う良好な関 係と結果を期待できるもの思われます。
これはドクターとの間だけではなく、どのような相手に対しても言える事ですよね。医院を選定した後も、長い治療期間ですので相手を尊重し、自身の責任を果たし、 1人の人間として誠実に矯正治療と向き合っていきたいものです。